男子テニスツアーのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝)は19日、シングルス準々決勝が行われ、第8シード
I・カルロビッチ(クロアチア)が第3シード
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を7-5, 6-7 (8-10), 6-3のフルセットで下してベスト4進出を決めると同時に、3セットマッチの男子シングルス最多サービスエース数の新記録となる45本を叩き出した。
【最高の質感 限定ウィンブルドンタオル】211センチの長身から繰り出すサービスが武器のカルロビッチ。3セットマッチの男子シングルスでは、
M・フィリプーシス(オーストラリア)が1995年のクアラルンプール大会で記録した最多サービスエース数である44本に並ぶ記録を、昨年2月に故郷であるクロアチアのザグレブ大会で叩き出していた。この日の試合でカルロビッチはそれを塗り替えた。
新記録更新について「何かで1番になるのは、いつも大好きなんだ。それがサービスエースなら、本当に嬉しいことさ。」と、カルロビッチは喜びのコメント。
「かなりサービスエースを決めたとは思っていたけど、そこまでの数だとは思わなかった。常に記録というものは存在していて、それはいつか塗り替えられるもの。今回自分が記録を更新して、この上ない喜びさ。」
グランドスラムなどの5セットマッチの試合を含めると、最多サービスエース数は
J・イズナー(アメリカ)が2010年のウィンブルドン1回戦で、
N・マウー(フランス)との史上最長試合に記録した113本。その試合では、敗れたマウーも103本のサービスエースを記録していた。
今季3度目ツアーベスト4進出を決めたカルロビッチは、決勝進出をかけて第1シードの
R・フェデラー(スイス)と対戦する。フェデラーはこの日、
F・マイヤー(ドイツ)を6-0, 7-6 (7-1)のストレートで下しての勝ち上がり。
>>ゲリー・ウェバー・オープン対戦表<<>>ゲリー・ウェバー・オープン ダブルス対戦表<<
■関連ニュース■
・錦織に2連勝しているカルロビッチとは・2連覇の錦織、苦手なビッグサーバー克服・2m長身対決はカルロビッチが勝利、第3シード撃破
■最新ニュース■
・錦織 2時間半で強打者攻略・荒れる中 マレー生き残る・脱帽ブラウン「圭が良すぎた」