男子テニスツアーのアメリカ国際インドアテニス選手権(アメリカ/メンフィス、ハード)で2連覇を狙う第1シードの
錦織圭(日本)は、決勝で34歳ベテランの
I・カルロビッチ(クロアチア)と対戦する事が決まった。
《錦織、決勝は強敵カルロビッチ<アメリカ国際インドアテニス選手権>》2000年にプロへ転向したカルロビッチは、2003年のウィンブルドン1回戦で前年度覇者の
L・ヒューイット(オーストラリア)を破る衝撃的な勝利で、世界に名を知らしめた。
カルロビッチは強烈なサービスを得意としており、先週のPBZザグレブ・インドアではATPツアーの3セットマッチにおいて歴代最高タイとなる1試合で44本のサービスエースを記録。
《44本のサービスエース、3セットマッチ過去最高タイ<PBZザグレブ・インドア>》グランドスラムの最高成績は2010年の全豪オープンでベスト16、2006・2007年の全仏オープンで2回戦、2009年のウィンブルドンでベスト8、2003・2008・2011年の全米オープンで3回戦。
そして、グランドスラム歴代最多17度の優勝を誇る
R・フェデラー(スイス)に2008年のシンシナティ・マスターズで勝利する金星をあげた。
《カルロビッチがフェデラー下す◇シンシナティ・マスターズ》また、昨年の全米オープンで引退した
J・ブレイク(アメリカ)の現役生活最後の対戦相手はカルロビッチだった。
《33歳ブレイクが14年間のシングルス人生に幕「ありがとう」<全米オープン男子>》これまでカルロビッチはツアー5勝、世界ランキングでは2008年に自己最高の14位を記録。
錦織との対戦成績は2勝0敗としている。
《錦織圭が棄権、リベンジならず◇デルレイビーチ国際テニス選手権》《錦織がカルロビッチに敗れ、日本1勝1敗に◇デビスカップ》錦織とカルロビッチの決勝戦は、日本時間2月17日(月)の6時から試合が開始される予定。
《緊急生中継、錦織vsカルロビッチ<アメリカ国際インドアテニス選手権>》【錦織圭 アメリカ国際インドアテニス選手権 戦歴】
<2013年>
・1回戦 勝利
I・マルチェンコ(ウクライナ) 6-4, 7-5
・2回戦 勝利
D・ヤング(アメリカ) 6-3, 6-3
・準々決勝 勝利
M・チリッチ(クロアチア) 6-4, 6-2
・準決勝 勝利
M・マトセビッチ(オーストラリア) 6-4, 途中棄権
・決勝 勝利
F・ロペス(スペイン) 6-2, 6-3
<2011年>
予選1回戦 勝利
A・ボゴモロフJR(ロシア) 2-6, 6-4, 6-3
予選2回戦 敗退
J・ハイェク(チェコ共和国) 3-6, 1-6
<2009年>
・1回戦 敗退
M・バグダティス(キプロス) 5-7, 3-6
<2008年>
・予選1回戦 勝利
Al・クズネツォフ(アメリカ) 6-4, 6-4
・予選2回戦 敗退
B・レイノルズ(アメリカ) 2-6, 0-3, 途中棄権
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