テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は4日、車いすテニスの男子シングルス準決勝が行われ、大会2連覇を狙う第1シードの
国枝慎吾(日本)がM・シェファース(オランダ)を6-0, 6-0のストレートで完勝し、圧倒的強さ見せつけ連覇に王手をかけた。
この試合、国枝慎吾はファーストサービスが入った時に81パーセントと高い確率でポイントを獲得し、試合を通して1度しか凡ミスを犯さなかった。トータルポイントもシェファースの27に対し、56と大差をつけて勝利をおさめた。
決勝で国枝慎吾は、第2シードの地元S・ウデ(フランス)と対戦する。
国枝慎吾とウデは、昨年の決勝でも対戦しており、その時は国枝慎吾が勝利して優勝を飾った。
過去の全仏オープンでは2007・2008・2009・2010年に4連覇、昨年の優勝を含め5度タイトル獲得を果たしている。
また、国枝慎吾は今大会のダブルスにG・リード(英国)ペアを組み第2シードで出場しており、既に決勝進出を決めている。
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