テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は3日、車いすテニスの男女シングルス準々決勝が行われ、男子シングルスで第1シードの
国枝慎吾(日本)と女子シングルスで第1シードの
上地結衣(日本)が共に快勝し、連覇に向け好スタートを切った。
車いすで長年世界ランク1位に君臨する国枝慎吾はこの日、M・ジェレマス(フランス)を6-0, 6-2で圧勝した。
試合後、国枝慎吾は自身の公式フェイスブックで「細かな部分をもう少し上げて行きたいところ。」と振り返っている。
国枝慎吾は全仏オープンで2007・2008・2009・2010年に4連覇を果たしており、昨年は地元勢S・ウデ(フランス)を下して5度目の優勝を飾った。
また国枝慎吾は今大会ダブルスにG・リード(英国)ペアを組み第2シードで出場しており、準決勝ではジェレマス/ M・シェファース(オランダ)組を6-3, 6-3のストレートで下して決勝進出を決めている。
一方、上地結衣は同日行われたシングルス準々決勝で、C・ファマン(フランス)を6-2, 6-0で圧倒した。
昨年の全仏オープン決勝で、A・ファン=クート(オランダ)に勝利して全仏オープン初優勝を果たしている上地結衣。今年は連覇に向け、ディフェンディング・チャンピオンの意地を見せ付けた。
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