テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は6日、車いすテニスの女子ダブルス決勝が行われ、第2シードの
上地結衣(日本)(日本)/ J・ホワイリー(イギリス)組が第1シードのJ・グリフィオエン(オランダ)/ A・ファン=クート(オランダ)組を7-6 (7-3), 3-6, [10-8]のスーパータイブレークの末に下し、全仏オープン単複優勝を果たした。
この試合、上地/ ホワイリー組はファーストサービスが入った時54パーセントの確率でポイントを獲得し、グリフィオエン/ ファン=クート組から4度のブレークに成功し、2時間7分の激戦の末に勝利した。
ダブルスでは今年の全豪オープンに続きグランドスラム2大会連続優勝となる。
20歳の上地結衣は今大会シングルスでも優勝しており、グランドスラム初優勝、そして初のグランドスラム単複2冠を果たした。
優勝した事により世界ランキング1位を奪還することが決まった。
シングルス勝利後のインタビューでは「全豪オープンでは初めて決勝に行きながらも優勝できず、ここで優勝したいと思っていたのですごく嬉しいです。」
勝利後の涙について「色々ですね。悔しさやもあったし色んな気持ちがこみ上げてきました。」とコメントした。
今大会、男子シングルスで
国枝慎吾(日本)が4年ぶり5度目の優勝を果たした事により、日本初のシングルス男女同時優勝という快挙を達成した。
(コメントはWOWOWから抜粋)
■関連記事■ ・上地結衣 全仏オープン初優勝・国枝慎吾 5度目の全仏優勝・1位狙う上地結衣が決勝進出・国枝慎吾が5度目の優勝、上地結衣が6連覇・初の日本人選手アベック優勝
■関連動画■ ・ナダルを圧倒する錦織に訪れた悲運の結末!・最終戦優勝ペアが語るダブルスで成功を収める鍵とは?