テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は28日、男子シングルス2回戦が行われ、優勝候補の第3シード
A・マレー(英国)が
J・ソウサ(ポルトガル)を6-2, 4-6, 6-4, 6-1で下し、3回戦進出を決めると同時に、今季クレーコートでの連勝記録を12にした。
マレーは、今年4月に長年のパートナーであるキム・シアーズと挙式をあげた。その後のクレーシーズンでは1度も敗れていない。(BNLイタリア国際男子2回戦の
D・ゴファン(ベルギー)戦は疲労のため、棄権を申し入れている)
この日は果敢に攻めてくるソウサに苦戦した。強烈なストロークを放つソウサのプレーをなかなか攻略出来ず、苛立つ場面もあった。
しかし、徐々にリズムを掴み始めたマレーは格の違いを見せ、ファーストサービスが入った時には82パーセントの高い確率でポイントを獲得。さらに37本のウィナーを決めた。そして最後のポイントでは長いラリー戦を制したマレーが試合に終止符を打った。
3回戦でマレーは、第29シードの
N・キリオス(オーストラリア)と対戦する。
マレーは、4月のBMWオープンでクレー大会初の優勝を飾ると、全仏オープン前哨戦の1つであるムチュア・マドリッド・オープン男子で、
M・ラオニチ(カナダ)、
錦織圭(日本)らを破り決勝に進出。決勝では、クレー王者である
R・ナダル(スペイン)にストレートで勝利してタイトルを獲得し、クレーコートに自信を持って今大会に臨んでいる。
>>全仏オープン男子ドロー表<<
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