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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)で四大大会初のベスト8進出を果たした第22シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)は、準々決勝で第1シードの王者R・ナダル(スペイン)と対戦する。以前のインタビューでディミトロフは、自身のプレーについて語った。
現在22歳のディミトロフはジュニア時代にウィンブルドンと全米オープンで優勝し、プロへ転向してから大きな期待を寄せられた。また、ディミトロフはR・フェデラー(スイス)とフォームが似ている事から“ベビー・フェデラー”と呼ばれていた。
しかし結果が出ない時期が続く中、昨年のムチュア・マドリッド・オープン男子でN・ジョコビッチ(セルビア)を破る金星をあげた。
さらに同年のイフ・ストックホルム・オープンでは決勝でD・フェレール(スペイン)を逆転で下し、初のツアー優勝を飾った。
グランドスラム初の8強入りを決めたディミトロフは「初めて2週目に残った。最高の瞬間だった。盛り上げてくれたファンぶ感謝の気持ちでいっぱい。」と、話した。
今年の全豪オープンでディミトロフは、1回戦でB・クラーン(アメリカ)、2回戦でルー・イェンスン(台湾)、3回戦ではビッグサーバーのM・ラオニチ(カナダ)、4回戦でノーシードから勝ち上がったR・バウティスタ=アグ(スペイン)に勝利し、ベスト8へ駒を進めた。
昨年からディミトロフは、元世界ランク1位のL・ヒューイット(オーストラリア)、G・モンフィス(フランス)、JW・ツォンガ(フランス)らトップ選手達のコーチを務めてきたロジャー・ラシード氏をコーチに招き入れた。
コーチのラシードについて「オフは新コーチのロジャー・ラシードと有意義な時間を過ごした。ハードワークをして、全てを出し切った。」と、ディミトロフ。
「やってきた事が正しかった。自信につながる。でも、まだ通過点。目標はもっと上にある。以前は派手なプレーが好きで、皆も期待するだろうけど、今はコーチに怒られるから抑えている。」
「スーパーショットが出る事もあるけど、今は勝つ事が最優先。」
ディミトロフが準々決勝で対戦するナダルとは、過去3連敗している。しかし、勢いに乗るディミトロフに大きな注目が集まる。
対するナダルは4回戦で錦織をストレートで下すも、3セット全てが接戦だった。
(コメントはWOWOWから抜粋)
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