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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は29日、男子シングルス3回戦が行われ、ノーシードのB・トミック(オーストラリア)が第9シードのR・ガスケ(フランス)を7-6 (9-7), 5-7, 7-5, 7-6 (7-5)で下すシードダウンを演出し、2011年以来のベスト16進出を決めた。
世界ランク59位のトミックは19本のサービスエースを放ち、ファーストサーブを81パーセントの高い確率で入れる隙を与えないサービスゲームを展開し、2時間46分で勝利した。
この試合のトータルポイント獲得数は同9位のガスケの160に対し、トミックは147だった。またウィナーの数でも、ガスケは73本だったが、トミックはそれを下回る60本だった。
1回戦でトミックは第21シードのS・クエリー(アメリカ)を7-6 (8-6), 7-6 (7-3), 3-6, 2-6, 6-3の大激闘の末に下し勢いの乗ると、2回戦では元世界ランク4位のJ・ブレイク(アメリカ)にストレートで勝利していた。
20歳のトミックは、今年のアピア国際男子でツアー初優勝を飾った。これは2005年のL・ヒューイット(オーストラリア)以来地元勢の優勝は9人目の事だった。
また、2011年のウィンブルドンで予選を勝ち抜いたトミックは、準々決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるもグランドスラム初となるベスト8進出を果たした経験がある。
勝利したトミックは2年ぶりのベスト8進出をかけて、第7シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)と4回戦で対戦する。ベルディフは3回戦で、第27シードのK・アンダーソン(南アフリカ)に逆転で勝利しての勝ち上がり。
敗れたガスケは、2回戦で予選から勝ち上がった添田豪(日本)をセットカウント3-1で下し、トミックとの3回戦へ駒を進めていた。
《ウィンブルドン 男女対戦表》
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