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男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、賞金総額550万ドル、インドアハード)は日曜日に決勝トーナメント準決勝を行い、第1試合では第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第6シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を4-6, 6-3, 6-2の逆転で下し、決勝戦へと駒を進めた。
試合は第1セット、世界王者のジョコビッチはゲームカウント4-4の第9ゲームでブレークされてしまい、第10ゲームをデル=ポトロにラブゲームで奪われ、このセットを落としてしまう。
第2セットの序盤でもブレークされてしまい、ゲームカウント1-2としたジョコビッチだったが、武器とするストロークでリズムを取り戻し、第4ゲームでブレークバックに成功し、ゲームカウント2-2とする。第8ゲームでも再びブレークに成功、ジョコビッチはゲームカウント5-3とリードを重ねる。続く第9ゲームも奪ったジョコビッチは、第2セットを奪い返し、勝負の行方は第3セットへ。
第3セットは、第2セットの勢いを維持したジョコビッチが先手を取り、序盤では13ポイントのうち12ポイントをものにするという猛攻で3ゲームを連取、ゲームカウント3-1とリードを重ねる。
その後、第7ゲームで再びブレークに成功したジョコビッチは、ゲームカウント5-2の第8ゲームをラブゲームでしっかり締めてこのセットを奪うと、そのまま試合に終止符を打った。
試合後、ジョコビッチは「第1セットを奪われ、第2セットでも先にブレークされていた。試合の前半では彼(デル=ポトロ)の方が調子がよかった。でも、何とか挽回できたよ。後半はいいプレーができるようになった。」と、振り返った。
一方、敗れたデル=ポトロは「彼(ジョコビッチ)のプレーは非常によかった。もちろん彼は世界1位の選手。このような試合でものをいうのは、やはりトップ選手とそれ以外の選手の実力の差だね。」と、勝者を称えていた。
両者はロンドンオリンピックの3位決定戦でも対戦しており、その時はデル=ポトロが勝利を収めて銅メダルを手にしていた。
準決勝の勝利でジョコビッチは今季74勝目を決めた。この記録はD・フェレール(スペイン)と並んで最多。また、ジョコビッチはデル=ポトロとの対戦成績を7勝2敗に伸ばした。
ジョコビッチは、今大会で2008年に優勝しており、2009年にはベスト4入りしている。
勝利したジョコビッチは決勝戦で、第2シードのR・フェデラー(スイス)と対戦する。
(翻訳/森田系太郎)
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