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ローランギャロス大会10日目、男子準々決勝で、第3シードのR・フェデラー(スイス)が、第9シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に、2セットダウンからの大逆転勝ちを収めて、ベスト4に駒を進めた。
試合序盤からデルポトロが、深く速いストロークでラリーの主導権を握り、198cmの長身から放たれる時速210km以上のサーブを、フェデラーのバックサイドへ集めて、リターンミスを誘った。第1セット6-3、第2セットはタイブレークをデル=ポトロが、7-4で奪った。
しかし、第3セット以降、デル=ポトロ本人は影響なかったと語ったが、トレーナーを呼んで左ひざのテーピングを巻き直す場面が見られ、動きが少し悪くなった。
「(左ひざの)影響はなかった。第4セットやファイナルセットでは、自分のサーブも良くなかった」
こう試合を振り返ったデル=ポトロを尻目に、フェデラーはサーブの精度が上がり、第3セットに3本、第4セットに2本、ファイナルセットに4本のサービスエースを叩き込んだ。
さらに、サーブと同時にオールランドプレーも冴え、6-2、6-0、6-3、試合開始から3時間15分後に、両手でガッツポーズをつくったのはフェデラーだった。
「第3、第4セット、そしてファイナルセットの出だしがよかった」
準決勝では、第5シードのJW・ツォンガ(フランス)を4時間9分の5セットの末下した、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)との対戦になった。ジョコビッチとは昨年の準決勝でも対戦しており、フェデラーがジョコビッチの連勝記録を41で止めたのだった。
「(ジョコビッチとの)大きな準決勝を楽しみしているよ。タフな相手だけどね」
昨年、初の決勝進出を阻止されたジョコビッチは、「自分が勝てると信じて、準決勝に臨むつもりです」と気を引き締める。
果たして、フェデラーは、昨年と同様にジョコビッチに勝って、決勝に進出できるだろうか。ジョコビッチ対フェデラーの準決勝は、目が離せない大一番になるだろう。
(文・写真/神 仁司)
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