テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は22日、女子シングルスの準々決勝が行われ、第2シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が第8シードの
E・ナバロ(アメリカ)を6-1, 6-2のストレートで下し、3年ぶり2度目のベスト4進出を果たした。またシフィオンテクはここまでの5試合でわずか14ゲームしか失っておらず、これはオープン化以降の全豪オープンで元世界ランク1位の
M・シャラポワらに次ぐ記録となった。
>>シナーvsデミノー 1ポイント速報<<>>シナー、アルカラス、ジョコビッチ、サバレンカ、シフィオンテクら 全豪OP組合せ<<全豪オープン初制覇を狙う世界ランク2位のシフィオンテクは今大会1回戦で同50位の
K・シニアコバ(チェコ)、2回戦で同49位の
R・スラムコワ(スロバキア)、3回戦で同61位の
E・ラドゥカヌ(イギリス)、4回戦でラッキールーザーで本戦入りした同128位の
E・リス(ドイツ)を全てストレートで下しての勝ち上がり。
一方、23歳で世界ランク8位のナバロは昨年、ホバート国際(オーストラリア/ホバート、ハード、WTA250)でキャリア初のタイトルを獲得し、さらにグランドスラムを含む6つの大会で準決勝に進出。9月には自身初のトップ10入りを果たした。この活躍により最も成長した選手におくられる【モースト・インプルーブド・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー】を受賞した。
そのナバロが同大会に出場するのは2年連続2度目。今大会は4回戦で第9シードの
D・カサトキナを下して準々決勝へ駒を進めた。
2018年以来、2度目の対戦となったこの試合の第1セット、シフィオンテクは強烈なトップスピンで主導権を握り、3度のブレークに成功し先行する。
続く第2セットでは第5ゲームでブレークのピンチを迎えたシフィオンテクだったが、これを切り抜け直後のリターンゲームでブレークに成功。その後も隙を見せないプレーで終始主導権を握ったシフィオンテクがリードを守りきり、1時間29分で勝利を収めた。
この勝利により23歳のシフィオンテクは、2006年のシャラポワに次ぐ若さで7度目の四大大会ベスト4進出を果たした。
またシフィオンテクはここまでの5試合でわずか14ゲームしか失っておらず、この記録はオープン化以降の全豪オープンで、2013年のシャラポワの9ゲーム、1991年の
M・セレス(アメリカ)の12ゲーム、1989年の
S・グラフ(ドイツ)の13ゲームに次ぐ快挙となった。
勝利したシフィオンテクは準決勝で第19シードの
M・キーズ(アメリカ)と対戦する。キーズは準々決勝で第28シードの
E・スビトリナ(ウクライナ)を逆転で下しての勝ち上がり。
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