HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのタイ・オープン(タイ/バンコク、賞金総額58万7千ドル、ハード)は27日に、男子シングルス1回戦6試合が行われ、昨年の準優勝者であるJ・ニエミネン(フィンランド)が主催者推薦で出場のD・ティエムを6-1, 4-6, 7-5のフルセットで下し、2回戦進出を決めた。
30歳のニエミネンは第1セットでは、自身のサーブでは74%の確率でポイントを獲得するなど、1度もブレークポイントを18歳のティエムに与えない完璧なプレーを見せ、ティエムから2度のブレークを奪ってあっさりと先取に成功した。
しかし第2セットへ入ると自身のサービスゲームでは58%の確率でしかポイントが取れなくなったニエミネンは、プレーの質を上げたティエムに2度のブレークを許してしまいセットオールとされてしまう。
勝敗を決める第3セットでは、両者1度ずつブレークを奪うなど接戦となったが、終盤でこの試合2度目のブレークに成功したニエミネンが1時間58分の接戦を制して2回戦進出を決めた。
「とても難しい試合だった。ここ3日間は気分が悪くずっとベッドに寝込んでいたんだ。徐々に回復していて、良いプレーができた所も多かったと思う。対戦した若者はとても才能のある選手。とても素晴らしいプレーをしていた。」と、元世界ランク13位のニエミネンはティエムの印象を語っていた。
ニエミネンは準々決勝進出を懸けて第7シードのR・ハース(オランダ)と対戦する。
その他の試合では、M・バッヒンガー(ドイツ)が予選勝者のG・ジョーンズ(オーストラリア)を7-5, 6-4で、予選勝者のS・ボレッリ(イタリア)がE・ガルビス(ラトビア)を7-6 (7-5), 7-6 (7-5)といずれもストレートで下して1回戦を勝利で飾った。
バッヒンガーは主催者推薦のD・ウドムチョク(タイ)と、ボレッリはG・ディミトロフ(ブルガリア)と2回戦で顔を合わせる。ウドムチョクもディミトロフも初日の26日にシード選手を下す金星を飾っての勝ち上がりだった。
この日の1回戦ではD・ヤング(アメリカ)がI・アンドレエフ(ロシア)と対戦したが、7-6 (8-6), 2-1とリードしたところで、アンドレエフが左膝の痛みを訴えて途中棄権を申し入れたため、ヤングに勝利が転がり込んだ。ヤングは第4シードのG・ガルシア=ロペス(スペイン)と2回戦を行う。
その他の試合では、M・ベレー(ドイツ)が予選を勝ち上がったM・キウディネッリ(スイス)を7-6 (7-4), 6-3で、ルー・イェンスン(台湾)がJ・ソウザ(ブラジル)を6-2, 7-5といずれもストレートで倒し、2回戦へ駒を進めた。
2回戦では、ベレーが第1シードのA・マレー(英国)と、ルーが第3シードのG・シモン(フランス)と対戦する。今大会は上位4シード選手が1回戦を免除されているため、2回戦からの登場。第1シードがマレー、第2シードにG・モンフィス(フランス)、第3シードはシモン、第4シードにガルシア=ロペスと続く。
今大会には予選を勝ち上がった添田豪(日本)が本戦入りしており、28日に行われる1回戦でK・ベック(スロバキア)と対戦する。
今大会の優勝賞金は10万7000ドル。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.