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男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子(中国/北京、賞金総額210万ドル、ハード)は木曜日に、シングルス2回戦残り4試合が行われ、第2シードのA・マレー(英国)がA・モンタネス(スペイン)を7-5, 6-3のストレートで下すなど、シード勢が順当に準々決勝進出を決めた。
この日はスタートから苦しい展開を強いられた世界ランク4位のマレーは、第1セットは3-5から4ゲーム連取して先取。第2セットも0-2とリードされてからの逆転でストレート勝利。1時間36分で今シーズンにエストリルとシュトゥットガルトの2大会で優勝を飾っているモンタネスを退けた。
「今日は自分のボールが短くなってしまったから、彼(モンタネス)に主導権を握られる展開が多くなってしまった。でも試合が進むにつれて、徐々に調子が良くなって、特に第2セットでは、彼より安定感が増した気がする。それが勝敗を分けたと思うけど、とても僅差だったと思う。」とマレーは勝因を分析していた。
23歳のマレーは準々決勝で、31歳のI・リュビチッチ(クロアチア)と対戦する。世界ランク17位のリュビチッチは同56位のA・ドルゴポロフ(ウクライナ)を6-3, 7-6 (7-2)で下しての勝ち上がり。リュビチッチは今季唯一のタイトルとなったインディアンウェルズでは、当時世界ランク3位のR・ナダル(スペイン)を含め3人のトップ10選手を下しての優勝だった。リュビチッチはこの日の勝利で今季の成績を19勝14敗とした。
その他の試合では、第3シードのR・ソデルリング(スウェーデン)がN・アルマグロ(スペイン)を7-5, 4-6, 6-3で、第8シードのD・フェレール(スペイン)がルー・イェンスン(台湾)を6-3, 3-6, 6-1と、いずれもフルセットで倒して8強入りを決めた。
「今日の試合はお互い良いサーブを打っていた。特に大事なポイントではそれが有効だった。」と語るソデルリング。「とても良い試合だったし、接戦だった。だから第3セットで彼のサーブをブレークできたのは大きかった。良いサーブを打って積極的なプレーをすると言う作戦を実行することができた。」と勝因も付け加えていた。
ソデルリングとフェレールが準決勝進出を懸けて準々決勝で顔を合わせる。
今大会の優勝賞金は50万ドル。
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