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21日に開幕する今年3大会目のグランドスラム、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)のシード選手が16日に発表され、男子シングルスではR・フェデラー(スイス)が、女子シングルスではS・ウィリアムズ(アメリカ)がそれぞれ第1シードに選出された。
ウィンブルドンでは他の3大会とは違い、通常の世界ランキングに加え芝の大会での成績を考慮した独自のシード方式を採用しており、世界ランク2位にも関わらず、昨年の大会で通算6度目の優勝を果たしたフェデラーが第1シードとなった。
先に行われた全仏オープンを制し、世界ランク1位に返り咲いたR・ナダル(スペイン)が第2シードとなっているほか、昨年の準優勝者である同7位のA・ロディック(アメリカ)が第5シードになっている。また2002年の覇者で昨年はベスト8に進出したL・ヒューイット(オーストラリア)が、同26位ながらも第15シードになった。
一方の女子シングルスはほぼランキング通りのシード順位となっており、第2シードがV・ウィリアムズ(アメリカ)、第3シードがC・ウォズニアキ(デンマーク)、そして第4シードがJ・ヤンコビッチ(セルビア)となっている。
また、昨年のUSオープンを制したK・クレイステルス(ベルギー)が第8シードに、今シーズンからツアーに復帰したJ・エナン(ベルギー)は第17シードに選出されている。
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