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女子テニスツアーのAEGONクラシック(イギリス/バーミンガム、賞金総額22万ドル、芝)は9日、シングルス1回戦残り4試合と2回戦が行われたが、この日も悪天候のためスケジュールを消化できない中、森田あゆみ(日本)が第13シードのA・クルベール(ドイツ)に挑んだが、1-6, 6-7 (7-9)のストレートで敗れ3回戦進出を逃した。
第1セットは80%の確率で第1サーブを入れた森田だったが、その内の43%しかポイントが取れず2度のブレークをクルベールに許してしまい、逆にクルベールのサービスゲームではブレークポイントさえ握れず、このセットをあっさり落としてしまう。
第2セットに入り徐々にリズムを掴んだ森田は、1度ブレークされるも、クルベールからもブレークを奪うなど互角の戦いを見せた。試合はタイブレークへともつれ込み、そのタイブレークでも両者譲らない展開ながら、最後は7-9で押し切られ、1時間13分で敗れることとなった。
その他の2回戦では、第5シードのS・エラーニ(イタリア)がS・ペリー(アメリカ)を6-2, 4-6, 6-1で下して順当に3回戦進出を決めたが、第6シードのY・シュウェドワ(カザフスタン)と、第8シードのA・ペトコビッチ(ドイツ)が敗れる波乱に見舞われた。
その波乱を演じたのは予選を勝ち上がったS・カラタンチェバ(ブルガリア)で、先に行われた全仏オープンでベスト8入りを果たしたシュウェドワを6-4, 6-4で、もう一人がA・チャクエタゼ(ロシア)でペトコビッチを6-4, 6-4と、いずれもストレートで下して3回戦へ駒を進めた。
第10シードのM・リバリコワ(スロバキア)はE・マカロバ(ロシア)を7-5, 4-6, 7-6 (7-5)の2時間30分の接戦の末に退けたが、A・クドリャフツェワ(ロシア)は第16シードのV・キング(アメリカ)を6-1, 6-2とわずか1時間12分で一蹴した。
この日行われた1回戦では、地元イギリス人選手に明暗が分かれた。第12シードのE・バルタチャ(英国)は予選勝者のK・カネピ(エストニア)と対戦中、1-6と第1セットを奪われたところで、胃腸疾患のため途中棄権を余儀なくされて敗退。一方、A・ケタボング(英国)はP・パルメンティエ(フランス)を4-6, 7-5, 7-5の逆転で下して2回戦進出を決めた。
現在イギリス人女子選手ナンバー1のバルタチャは、全仏オープンで1回戦敗退後、先週はイギリスはノッティンガムのサーキットへ出場し優勝を飾っていた。しかしその勝ち上がりの中で、熱中症を患っていた。
「もう1日、雨で試合ができなけらばと願っていたの。ウォーミングアップは大丈夫だったけど、2-1とリードされたところから気分が悪くなってきたわ。彼女(カネピ)は予選を勝ち上がって、すでにここで数試合こなしているから、とても有利だった。普通の状態へ戻るのにはあと数日必要だわ。」とバルタチャは、体調の変化を説明していた。
接戦を勝ち抜いたケタボングも全仏1回戦敗退後にノッティンガムのサーキットへ出場。準々決勝で途中棄権していた。「ノッティンガム以降、色々やらなければならないことがあって、十分な練習ができなかった。ベストのテニスができなくても、何とか試合をしなければならない時もあるわ。それでも勝ちは勝ちよね。」と勝利に胸をなでおろしていた。
カネピはJ・グロス(オーストラリア)と、ケタボングは第1シードのN・リー(中国)と2回戦を行う。
その他、K・シュプレム(クロアチア)は第15シードのK・バロア(ドイツ)を5-7, 7-6 (7-5), 7-6 (7-4)の逆転で、J・クレイバス(アメリカ)がラッキー・ルーザーのS・ファーガソン(オーストラリア)を7-5, 4-6, 7-6 (7-3)で振り切り2回戦へ進んだ。シュプレムは予選勝者のM・ルチッチ(クロアチア)と、クレイバスはM・イラコビッチ(ニュージーランド)と2回戦を行う。
第2シードのM・シャラポワ(ロシア)もB・マテック(アメリカ)との2回戦へ臨んだが、シャラポワが4-0とリードしたところで、雨のため翌日へと順延となった。この試合は当初、前日の8日に予定されていたが、悪天候のために順延となっていた。ようやく試合を開始できたものの、再び順延となった。この他4試合も試合途中に振り出した雨のため、翌日へと順延が決まった。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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