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男子テニスツアーのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、賞金総額144万5000ユーロ、ハード)は日曜日に決勝戦を行い、第2シードのA・マレー(英国)が第1シードの世界王者R・ナダル(スペイン)を6-3, 4-6, 6-0のスコアで下し、見事、タイトルを獲得した。マレーは優勝賞金27万7000ユーロ、優勝ポイント500を獲得した。
第1セットを落としたナダルは、第2セットの前半に膝を痛めてしまい、同セットは何とか奪い返したものの、ファイナルセットでは本来の力を出し切れずに敗退した。
試合後、マレーは「彼(ナダル)が膝を痛めてしまい、残念だった。第1セットでは問題なさそうだったけどね。」と話した。
「勝ててうれしいよ。でも彼が故障していなかったらもっとよかったね。」
またナダルは「アンディ(マレー)は今季、すばらしいスタートを切ったと思う。おめでとうと言いたい。」と勝者を称えた。
21歳のマレーも足首を痛めていたが、それを感じさせないプレーを展開した。一方、ナダルの故障はやや深刻で、第2セットの途中で治療を受けた。
マレーはファイナルセット、第1ゲームでナダルのサービスをブレークすると、そのまま勢いに乗った。ナダルはやはり膝の具合が思わしくなく、動きが鈍った。
これでマレーは、カタールでの大会に続き、今季2勝目をあげた。次の出場大会はフランス・マルセイユで開催されるオープン13。1月の全豪では優勝候補にあげられたマレーには、今シーズンの残りのグランドスラム大会のどれかで優勝できるか、注目が集まっている。
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