男子プロテニス協会ATPは14日に公式サイトで、2019年をトップ10で終えた選手たちによる昨シーズンのセカンドサービス平均速度とポイント獲得率の関係を掲載した。
【ダニエル 太郎】後編 ラケットバッグの中を公開、苦悩の2019年を明かす>>YouTube テニス365チャンネル<<公式サイトは「テニスでは力強いショットが求められる。特にサービスでは遅いサービスよりも速い方が重宝されやすい。この考えは私たちが思っているほど真実ではないのかもしれない」と記載した。
2019年のセカンドサービスによるポイント獲得率の順位と平均速度は以下の通り。
(ポイント獲得率/ 平均速度)
1:
R・ナダル(スペイン) 59,64パーセント/ 96,4マイル(約155キロ)
2:
R・フェデラー(スイス) 59,44パーセント/ 95,6マイル(約153キロ)
3:
N・ジョコビッチ(セルビア) 57,02パーセント/ 96,1マイル(約154キロ)
4:
R・バウティスタ=アグ(スペイン) 55,96パーセント/ 93,5マイル(約150キロ)
5:
D・ティーム(オーストリア) 55,28パーセント/ 99,0マイル(約159キロ)
6:
D・メドヴェデフ(ロシア) 54,57パーセント/ 95,8マイル(約154キロ)
7:
M・ベレッティーニ(イタリア) 53,77パーセント/ 102,8マイル(約165キロ)
8:
S・チチパス(ギリシャ) 52,92パーセント/ 97,0マイル(約156キロ)
9:
G・モンフィス(フランス) 50,47 パーセント/ 99,9マイル(約160キロ)
10:
A・ズベレフ(ドイツ) 44,31パーセント/ 100,6マイル(約161キロ)
ATPは以下の結論を出した。
1:速いサービスは、その分速く返球されるので準備する時間が無くなる
2:遅いサービスの5選手はディフェンスが得意
3:リターンする選手は遅いサービスへタイミングがずれることがある
4:遅いサービスの5選手はコースを織り交ぜ相手に考えさせる
5:遅いサービスの5選手はポイントを獲得するためスピン、コース、深さを重視している
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