テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は23日、女子シングルス4回戦が行われ、世界ランク79位で34歳の
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)が予選勝者のJ・ブレーディ(アメリカ)に6-4, 6-2のストレートで勝利し、大会初のベスト8進出を果たした。四大大会でベスト8に進出するのは、準決勝に進出した1999年のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来18年ぶり。
>>全豪OP 対戦表<<この日、ブレーディのサービスゲームを4度破ったルチッチ=バローニは1時間10分で勝利した。
準々決勝では、第5シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)と第22シードの
D・ガブリロワ(オーストラリア)の勝者と対戦する。
ルチッチ=バローニは、1回戦で
ワン・チャン(中国)、2回戦で第3シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)、3回戦で
M・サッカリ(ギリシャ)(ギリシャ)を下して勝ち上がり。昨年の全豪オープンでは1回戦で敗れていた。
1997年にプロ転向してから、これまでツアーで3度のタイトルを獲得。15歳でツアー初優勝を飾り、1998年には世界ランキングで自己最高の32位を記録している。
一方、敗れた22歳のブレーディは、現在の世界ランクは116位。四大大会の16強入りは2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に続き2度目で、今大会は予選3試合を勝ち抜いて、大会初の4回戦進出を果たしていた。
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