HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
女子テニスツアーのBNLイタリア国際女子(イタリア/ローマ、賞金総額200万ドル、クレー)は3日に開幕、シングルス2回戦が行われ、ノーシードのM・キリレンコ(ロシア)が第5シードのS・クズネツォワ(ロシア)を6-2, 3-6, 6-4のフルセットで下し、3回戦進出を果たした。
今大会で2度の準優勝を果たしている世界ランク5位のクズネツォワは、今季の全豪オープンで4回戦に進出して以来、ツアーで3連勝以上を記録していない。「今年はそれほどたくさんの試合をしていないから、少し難しくなっている。コートで自分を見つけなければなりません。」と、試合勘が鈍っていることを明らかにした。
これで世界ランク37位のキリレンコに対し3連敗となったクズネツォワは「第1セットは本当に気持ちが悪かったけど、第2セットと第3セットでは少しよくなったわ。もし第1セットでも同じようにプレーできていれば、違った結果になったかも知れません。」と敗戦を振り返った。
この日は残りの1回戦15試合も行われており、予選から勝ち上がってきた森田あゆみ(日本)はA・レザイ(フランス)に4-6, 2-6で敗れ、初戦突破はならなかった。レザイは2回戦で第11シードのY・ウィックマイヤー(ベルギー)と対戦する。ウィックマイヤーは、K・シュプレム(クロアチア)を6-3, 1-6, 6-4で振り切っての2回戦進出。
2008年の全仏オープンを制したA・イバノビッチ(セルビア)は、E・ヴェスニナ(ロシア)に6-1, 6-3で快勝し2回戦進出を決めている。
元世界ランク1位でありながら、現在は同58位まで落ち込んでしまっているイバノビッチは、かつてS・グラフ(ドイツ)を指導していたハインツ・ギュンタード氏をコーチに迎え入れている。
「数ヶ月前にコンビを組むことになった時、あるプランをたてました。本当に良く機能しています。時間はかかるでしょうが、トップ10に戻れると本当に信じています。」と、イバノビッチはスランプ脱出への意欲を語っている。
今大会にはトップ10のうち9人がエントリーしているが、世界ランク8位のS・ストザー(オーストラリア)は先週行われたポルシェ・グランプリ決勝でJ・エナン(ベルギー)に敗れた後、欠場を表明している。またエナンと同胞のK・クレイステルス(ベルギー)も出場を見合わせている。
この他の1回戦の結果は以下の通り。
F・ペネッタ(イタリア) (12) ○-× A・アマンムラドワ(ウズベキスタン), 6-2, 6-3
F・スキアボーネ(イタリア) (13) ○-× D・ハンチュコバ(スロバキア), 3-6, 6-2, 6-2
S・ペア(イスラエル) (16) ○-× C・デントニ(イタリア), 6-2, 6-1
B・マテック(アメリカ) ○-× M・ウダン(アメリカ), 6-1, 6-3
Y・シュウェドワ(カザフスタン) ○-× B・ヨバノフスキ(セルビア), 6-2, 6-2
K・シュレボトニック(スロベニア) ○-× V・レプシェンコ(アメリカ), 6-7 (2-7), 7-5, 6-3
A・ドゥルゲグ ○-× S・エラーニ(イタリア), 2-6, 6-1, 6-4
R・ビンチ(イタリア) ○-× A・クレイバノワ(ロシア), 7-6 (8-6), 7-6 (7-5)
T・バシンスキー(スイス) ○-× S・ザラボバ(チェコ共和国), 6-0, 6-4
D・チブルコワ(スロバキア) ○-× P・パルメンティエ(フランス), 6-1, 3-6, 7-5
L・サファロバ(チェコ共和国) ○-× O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ), 6-2, 6-7 (9-11), 6-3
P・シュニーダー(スイス) ○-× G・ドゥルコ(アルゼンチン), 6-7 (5-7), 6-2, 7-6 (7-5)
今大会の優勝賞金は35万ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.