女子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)は日本時間12日(現地11日)、シングルス3回戦が行われ、第6シードのM・キーズ(アメリカ)が予選勝者で世界ランク94位の伊藤あおいを6-4, 6-0のストレートで下し、3年ぶり5度目のベスト16進出を果たした。キーズは試合後、第1セットで「流れを見失ってしまった」と語った。
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今季1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初制覇を達成している30歳で世界ランク6位のキーズ。
そのキーズがシンシナティ・オープンに出場するのは2年ぶり11度目で、2019年には優勝を飾っている。
今大会は初戦の2回戦で世界ランク62位のE・リス(ドイツ)を下し3回戦に駒を進めた。
21歳の伊藤との顔合わせとなった3回戦の第1セット、序盤で両者1度ずつブレークを奪い合ったなかで、キーズは第5ゲームと第7ゲームでブレークを果たしリードを広げる。
しかし、サービング・フォー・ザ・セットとなった第8ゲームでは伊藤のプレーにミス誘われ1つブレークを返される。第9ゲームではセットポイントを握りながらも伊藤にキープされ、ゲームカウントは5-2から5-4に。キーズにとっては嫌な流れとなる。
それでも、2度目のサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでは切り替え、しっかりとキープしこのセットを獲得する。
これで落ち着きを取り戻したキーズは第2セット、サービスゲームでは3ポイントしか失わずにキープを続けると、リターンゲームでは鋭いリターンから主導権を握り3度のブレークに成功。このセットは1ゲームも失わずに勝利を決めた。
オンコートインタビューでキーズは試合を振り返った。
「第1セットはかなりリードしてスタートしたけど、その後流れを見失ってしまった。でも、第2セットでは早い段階でブレークに成功して、その後は勢いを維持しようと思っていた。実際にそれができた」
勝利したキーズは4回戦で第9シードのE・ルバキナ(カザフスタン)と第19シードのE・メルテンス(ベルギー)の勝者と対戦する。
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