女子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)は日本時間12日(現地11日)、シングルス3回戦が行われ、第1シードのA・サバレンカが第30シードのE・ラドゥカヌ(イギリス)を7-6 (7-3), 4-6, 7-6 (7-5)の3時間を超える死闘の末にフルセットで破り4年連続7度目のベスト16進出を果たすとともに、今季のタイブレークの成績を18勝1敗とし、この18勝はオープン化以降の年間最多記録となった。
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27歳で世界ランク1位のサバレンカが同大会に出場するのは8年連続8度目。昨年大会では優勝を飾っている。
今大会は初戦の2回戦で世界ランク59位のM・ボンドロウソバ(チェコ)を下し3回戦に駒を進めた。
22歳で世界ランク39位のラドゥカヌとの顔合わせとなった1回戦、サバレンカは両者2度ずつブレークを奪い合う展開で突入したタイブレークを制し先行。しかし、第2セットでは第7ゲームでブレークを許しセットカウントは1-1となる。
そして迎えたファイナルセット、両者ブレークポイントを凌ぎながらキープを重ね、再びタイブレークに突入。ここでサバレンカが勝負強さを発揮し、3時間9分の死闘を制した。試合全体でアンフォーストエラーは72本を数えたが、46本のウィナーを放ち、最後まで攻めの姿勢を貫いたサバレンカが4回戦進出を決めた。
また、サバレンカはこれで今季のタイブレークの成績を18勝1敗とし、これはオープン化以降の年間最多記録となった。
試合中盤には何度も苛立ちを露わにしたサバレンカだったが、試合後のオンコートインタビューでは「この試合を勝ち切れて嬉しい。明日は休みだといいな」と笑顔で明かした。
勝利したサバレンカは4回戦で世界ランク42位のJ・ブザス・マネイロ(スペイン)と対戦する。ブザス・マネイロは3回戦で同126位のT・タウンゼント(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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