大坂なおみ 対戦相手に謝罪

ゲッティイメージズ
大坂なおみ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスで世界ランク25位の大坂なおみは日本時間9日に自身のSNSを更新し、前日に行われたナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)決勝後に行われた表彰式で、優勝したV・エムボコ(カナダ)への言葉が欠けていたことを謝罪した。

>>【写真】大坂なおみ 目を真っ赤にし涙を浮かべる<<

>>【動画】大坂なおみ 逆転負けで準優勝、18歳エムボコが優勝を決めた瞬間!<<

>>大坂なおみが準優勝!ナショナル・バンクOP 最終結果<<

日本時間8日に行われたシングルス決勝で27歳の大坂は、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した18歳のエムボコに6-2, 4-6, 1-6の逆転で敗れ、準優勝となった。大坂は2019年のベスト8を超え、同大会で自己最高成績を更新したが、約4年半ぶりのツアータイトル獲得はならなかった。

また、大坂はファイナルセット終盤には涙をこらえる様子も見られ、試合後の表彰式では動揺を隠せず、わずか15秒ほどでスピーチを終了。「あまり時間を取りたくありません。皆さんにお礼を言いたいです。チームのみんな、ボールキッズ、主催者の方々、そしてボランティアの皆さん、ありがとうございました。良い夜を過ごせたことを願っています」とだけ述べた。

そしてこの日、大坂は自身のSNSを更新し、「モントリオール、ありがとう。本当に素晴らしい大会でした。そしてビクトリア(エムボコ)、ごめんなさい。そしておめでとう。あなたは素晴らしい試合をして、これから素晴らしいキャリアが待っています!コート上でお祝いを言えなかったことに気づきました。正直放心状態でした。2018年のインディアンウェルズ決勝やジェニー/ジェニファーの時のようにならないようにと、できるだけ短くしようと意識しすぎてしまいました。今週はありがとうございました。ニューヨークで会いましょう」と綴った。

大坂が触れた「2018年のインディアンウェルズ」や「ジェニー/ジェニファー」は、過去の表彰式でスピーチにまだ不慣れだった頃のエピソードで、相手への言葉がうまく伝えられなかったもの。今回は同じようにならないよう短くまとめようとした結果、コート上では祝福の言葉が抜ける形となり、自らSNSで補足と謝意を伝える形となった。


■関連ニュース

・大坂 なおみ “名物コーチ”と関係解消
・錦織 圭 日本勢で唯一のトップ100に
・国枝 慎吾 イチローにメッセージ

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング

(2025年8月9日8時01分)
その他のニュース
もっと見る(+5件)