男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は日本時間6日(現地5日)、シングルス準々決勝が行われ、第4シードのB・シェルトン(アメリカ)が第9シードのA・デ ミノー(オーストラリア)を6-3, 6-4のストレートで下し、初のベスト8進出を果たすとともに、最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)の出場権をかけた「RACE TO TURIN」で順位を2つ上げて7位に浮上。同大会への初出場が射程圏内に入った。
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22歳で世界ランク7位のシェルトンが同大会に出場するのは3年連続3度目。過去2度の出場ではいずれも3回戦敗退となっていた。
今大会は初戦の2回戦で予選勝者で世界ランク94位のA・マナリノ(フランス)、3回戦で第25シードのB・ナカシマ(アメリカ)、4回戦で第13シードのF・コボッリ(イタリア)を下し、準々決勝へ駒を進めた。
26歳で世界ランク8位のデ ミノーとの顔合わせとなった準々決勝、13本のサービスエースを決めたシェルトンはストローク戦でも優位に立ち、デ ミノーから28本ものアンフォーストエラーを引き出すことに成功。1度はブレークを許したものの、自身は3度のブレークを果たし、1時間31分で勝利を収めた。
この勝利によりシェルトンは今季の獲得ポイントのみで計算される最終戦Nitto ATPファイナルズへの出場権をかけた「RACE TO TURIN」で順位を2つ上げて7位に浮上。11月9日に開幕する同大会への初出場が射程圏内に入った。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはシェルトンのコメントが掲載されている。
「この勝利は本当にうれしい。自分のメンタルの強さを示せたと思う。彼(デ ミノー)には練習では何度もブレークされてきたし、本当にタフな相手。今日はセットを落ち着いて取りきれて、準決勝に進めることがとても楽しだよ」
「多くの選手が僕のことを“サーバー”として見ていて、ベースライナーとは見てない。でも試合に入って集中状態になると、たくさんのボールをコートに返し続けられるし、僕のラリーのボールにはしっかり重さもある。相手を驚かせることもあるんだ。長いラリーを制して、自分らしくプレーできて、何かを無理に起こそうと焦らないこと。それが今の自分の進化にとってすごく大事な部分なんだ」
勝利したシェルトンは準決勝で第2シードのT・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは準々決勝で第6シードのA・ルブレフを下しての勝ち上がり。
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