女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)は日本時間6日(現地5日)、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク49位の大坂なおみが第10シードのE・スビトリナ(ウクライナ)に6-2, 6-2のストレートで完勝し初のベスト4進出を果たすとともに、「WTA1000」の大会では出産後初の準決勝進出を決めた。
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27歳の大坂が同大会に出場するのは2年連続6度目。最高成績は2019年のベスト8となっていた。
今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク515位のA・アルセノー(カナダ)、2回戦で第13シードのL・サムソノヴァ、3回戦で第22シードのJ・オスタペンコ(ラトビア)、4回戦でスペシャルランキング(出産や負傷などによる長期離脱選手の救済制度)で出場した同386位のA・セバストバ(ラトビア)を破り、準々決勝へ駒を進めた。
一方、30歳で世界ランク13位のスビトリナが同大会に出場するのは3年連続9度目で、2017年には優勝を飾っている。
今大会は初戦の2回戦で世界ランク62位のK・ラヒモワ、3回戦で同31位のA・カリンスカヤ、4回戦で第5シードのA・アニシモワ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
激しいストローク戦となった準々決勝の第1セット、大坂は2度のブレークを奪い第3ゲームから一気に4ゲームを連取する。自身から5-1となったサービスゲームではスビトリナの粘り強いプレーにミスが生じブレークを許したものの、直後のリターンゲームでは強烈なフォアハンドウィナーを叩き込むなどして3度目のブレークを果たして先行する。
第2セットに入っても大坂の勢いは衰えず、2度のブレークに成功し勝利を収めた。
この勝利により、大坂は「WTA1000」の大会で2022年4月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)以来約3年4ヵ月ぶり、2023年7月に出産してからは初の準決勝進出を決めた。
なお、大坂は準決勝で第16シードのC・タウソン(デンマーク)と対戦する。タウソンは準々決勝で第6シードのM・キーズ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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