全米OPで暴走 蛮行メドに高額罰金

ゲッティイメージズ
ラケットを叩きつけるメドベージェフ
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間28日(現地27日)、男子で世界ランク13位のD・メドベージェフが今大会のシングルス1回戦で犯した違反に対し合計42,500ドル(約630万円)の罰金を科したと発表した。

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日本時間25日(現地24日)に行われた1回戦でメドベージェフは世界ランク51位のB・ボンズィ(フランス)と対戦。第1セットではアンフォーストエラーが相次ぎ、第8ゲームでブレークを許して先行される。第2セットも終盤に痛恨のブレークを奪われ、メドベージェフは劣勢に立たされる。

第3セットでは、積極的にネットプレーを試みるなど逆転を狙ったメドベージェフだったが、ボンズィの勢いを止められず、第9ゲームで再びブレークを許す。ところが、相手のマッチポイントの場面で、試合が終了したと誤解したカメラマンがコートに侵入する異例のアクシデントが発生。主審はファーストサービスからやり直す判断を下した。これにメドベージェフは猛抗議するだけでなく、観客を煽るような仕草で大ブーイングを引き起こし、試合は一時中断となった。

再開後、観客を味方につけたメドベージェフは土壇場でブレークを返すと、その後のタイブレークを制して第3セットを奪取。第4セットではボンズィの動きが鈍る場面もあり、一気に6ゲームを連取してセットカウントを2-2とした。しかし迎えたファイナルセットでは、2度ブレークを奪うも自身は3度のブレークを許し敗退となった。

試合後、メドベージェフはラケットを20回以上も叩きつけ破壊する行為に及び、大会側はこれを「スポーツマンシップに反する行為」と判断。合計42,500ドル(約630万円)の罰金処分を科した。

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(2025年8月28日12時28分)
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