女子テニス協会のWTAは15日に公式サイトを更新し、今週のベストショットの候補を5つ選出。その中で世界ランク94位の
伊藤あおいのショットがノミネートされた。
>>【動画】笑うしかない!今週のベストショットにノミネートされた伊藤あおいの超絶フォアハンドスライス!<<>>【賞金】伊藤あおい 3回戦進出でいくら稼いだ?<<>>アルカラスvsズベレフ 1ポイント速報<<WTAは現在行われているシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)から今週のベストショットの候補を5つ選出。ベストショットはこの5つの中からファン投票によって決まる。
同大会初出場となった21歳の伊藤は、1回戦で世界ランク66位の
E・ルセ(ルーマニア)、2回戦で第27シードの
A・パブリュチェンコワを下し3回戦に進出。3回戦では今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)女王である第6シードの
M・キーズ(アメリカ)に4-6, 0-6のストレートで敗れ敗退した。
3回戦で敗れたものの、今回伊藤がキーズ戦で見せたフォアハンドスライスのパッシングショットが今週のベストショットの候補に選ばれた。
WTAは伊藤のショットについてこのように紹介し絶賛した。
「伊藤は型破りで独創的、そして素晴らしい」
「独特のショットセレクトと何気ないプレーで知られる伊藤あおいは、アメリカのマディソン・キーズとの3回戦で魔法のようなラケット技術を披露した」
「伊藤は全豪オープンチャンピオンのキーズのバックハンドに高く跳ね返るフォアハンドを放ち翻弄した後、完璧なフォアハンドスライスパスをダウンザラインに決め、ポイントを締めくくった」
「何より素晴らしかったのはウィナーを決めた後、満面の笑みを浮かべその瞬間を味わったことだろう。まさに唯一無二の存在だ」
この素晴らしいショットに試合を中継していた実況は思わず声を上げ、笑うしかないといった様子だった。
なお、伊藤の他には
R・サラスア(メキシコ)、
V・クデルメトバ、
E・スビトリナ(ウクライナ)、E・ザイデル(ドイツ)のショットがノミネートされているが、投票では現時点で伊藤のショットが全体の6割以上の票を集めている。
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