錦織圭 フェデラー風 片手バック披露

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錦織圭
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男子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は日本時間9日(現地8日)、シングルス1回戦が行われ、世界ランク65位の錦織圭は同47位のC・カラベリ(アルゼンチン)に5-7, 3-6のストレートで敗れ初戦敗退となり、約3ヵ月ぶりの復帰戦は黒星となった。勝利とはならなかったものの、この試合で錦織はネットに出たカラベリを片手バックハンドで抜くR・フェデラー(スイス)顔負けの華麗なパッシングショットを披露し、観客を沸かせた。

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35歳の錦織は5月のゴーネット・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)で2回戦を腰痛により途中棄権して以降、試合に出場できていなかったが、今大会で約3ヵ月ぶりに実戦復帰を果たした。

26歳のカラベリとの顔合わせとなった1回戦の第1セット、錦織は第2ゲームでブレークを許し序盤で3ゲームを連取されるも、第5ゲームでブレークバックを果たし追いつく。しかし、錦織は終盤の第12ゲームでセットポイントとなるブレークポイントを握られると、最後はフォアハンドをミスし2度目のブレークを奪われ先行される。

続く第2セット、両者キープを続け迎えた第8ゲームでブレークポイントを握られた錦織はドロップショットをミスし先にブレークを許す。錦織はその後ブレークバックを果たせず力尽き、復帰戦は黒星となった。

試合には敗れたものの、第2セット序盤には観客のどよめきを呼ぶスーパーショットが飛び出した。錦織はネットに詰めていたカラベリを、フェデラーを彷彿とさせる片手バックハンドで鮮やかに抜き会場を沸かせ、笑顔を見せた。

なお、錦織は今後、24日開幕の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に出場を予定している。


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(2025年8月9日13時07分)
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