高木咲來が全小制覇「通過点」

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高木咲來(鳥栖北小学校)
画像提供:tennis365.net

全国の小学生が日本一を競う第43回第一生命全国小学生テニス選手権(東京/第一生命相娯園テニスコート、レッドクレー)は9日、女子シングルス決勝が行われ、第3シードの高木咲來(鳥栖北小学校)が第6シードの吉川汐里(常磐小学校)を6-3, 6-1のストレートで破り優勝を飾った。

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この大会は全国9地域(北海道・東北・北信越・関東・東海・関西・中国・四国・九州)から出場する64名の選手がトーナメント方式で優勝者を決める。

同大会は1回戦~3回戦までは武蔵野ローンテニスクラブ(クレーコート)で行われ、準々決勝から決勝まではレッドクレーコートを備えた「第一生命相娯園テニスコート」を舞台に行われた。

高木は1回戦から準決勝まで5試合全てでストレート勝ちを収め決勝に進出。第6シードの吉川との顔合わせとなったこの日の決勝戦でも、鋭いストロークを次々とコーナーに決め主導権を握り、全試合ストレート勝ちで完全優勝を飾った。

高木は試合後に今大会を振り返った。

「ここはまだ通過点なので、次は全日本ジュニアを取ってそこからグランドスラムに行きたいと思います」

「全ての大会で1試合1試合を一番大切なものとしているので、もちろん優勝しにきているというのはみんな同じ気持ちだと思いますし、自分も優勝しにきているけど、負けることもあるという気持ちで今回はずっとやっていました」

「今までは優勝するということだけしか考えていなくて、テニスのプレーをしっかりイメージできていても、実際相手がちょっとでも良いボールを打ったり、こっちのミスで拍手があったりしたときに、すぐにイラっとしてしまっていました。だけど、今回の全小でもそういうことが何回かありましたが、そこに動揺せずに自分のテニスをして優勝しにいくという感じで思っていました」

【女子シングルス決勝の結果】※[]はシード順
[3]高木咲來(鳥栖北小学校)6-3, 6-1 [6]吉川汐里(常磐小学校)

【女子シングルス3位決定戦の結果】
[5]齋藤美希(大豆戸小学校)4-6, 7-5, [10-5] [10]藤原愛奈(藤が尾小学校)


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(2025年8月9日17時22分)
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