ジョコ 単独最多の新記録樹立「光栄」

ゲッティイメージズ
ジョコビッチ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は日本時間24日(現地23日)、シングルス3回戦が行われ、第4シードのN・ジョコビッチ(セルビア)がラッキールーザーで出場した世界ランク65位のC・カラベリ(アルゼンチン)を6-1, 7-6 (7-1)のストレートで破り、2019年以来6年ぶり10度目のベスト16進出を果たした。また、1990年にATPツアーが創設されて以降、ATPマスターズ1000で歴代単独最多となるマッチ411勝目をあげる快挙を達成した。

>>大坂 なおみvsパオリーニ 1ポイント速報<<

>>大坂 なおみらマイアミOP組み合わせ<<

>>ズベレフ、ジョコビッチらマイアミOP組み合わせ<<

37歳で世界ランク5位のジョコビッチは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で4強入りしたものの、脚の負傷により準決勝を途中棄権。その後2月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP500)と今月行われたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)に出場するも、いずれも初戦敗退となっており、約2ヵ月間白星から遠ざかっていた。

そのジョコビッチがマイアミ・オープンに出場するのは2019年以来6年ぶり14度目。元世界ランク1位のA・アガシ(アメリカ)と並び歴代最多タイの6度の優勝を誇っており、今大会では7度目のトロフィー獲得を狙っている。

初戦の2回戦で、世界ランク86位のR・ヒジカタ(オーストラリア)をストレートで下して臨んだ3回戦。ジョコビッチは10本のサービスエースを記録するなどファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得。カラベリのブレークを1度に抑え、1時間45分で勝利した。

ATPマスターズ1000でのマッチ勝利数では2回戦終了時点でR・ナダル(スペイン)と並んで410勝としていたジョコビッチ。この日の勝利でそれを抜き、単独最多の411勝となった。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジョコビッチのコメントが掲載されている。

「また新たなマイルストーン、新たな記録が更新されたことを光栄に思うよ。もちろん、それがこのような大会でいいプレーをするモチベーションになっているんだ」

4回戦でジョコビッチは第15シードのL・ムセッティ(イタリア)と対戦する。ムセッティは3回戦で第18シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)を逆転で下しての勝ち上がり。

同日には第14シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)や第24シードのS・コルダ(アメリカ)、第31シードのB・ナカシマ(アメリカ)らが16強へと駒を進めている。

[PR]ATP1000 マイアミ
U-NEXTで 独占 生配信!
31日間無料トライアル実施中


>>視聴はこちら


■関連ニュース

・錦織 圭らに次ぐ史上10位の記録的V
・ナダル 引退の盟友へ「素晴らしいキャリア」
・ジョコ、シナー騒動言及「矛盾ある」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング

(2025年3月24日8時14分)
その他のニュース
もっと見る(+5件)