男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は日本時間24日(現地23日)、シングルス3回戦が行われ、第14シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)が第22シードのK・ハチャノフを6-7 (3-7), 6-4, 7-5の逆転で下し、2年連続4度目のベスト16進出を果たした。
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33歳で世界ランク15位のディミトロフは同大会に過去13度出場しており、昨年は準優勝を飾っている。
今大会は初戦の2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場したF・チナ(イタリア)を下して3回戦進出を果たした。
一方、28歳で世界ランク23位のハチャノフは3回戦でプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱した選手に与えられる特別措置)で出場したN・キリオス(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
両者は過去に5度対戦しており、ディミトロフから4勝1敗となっていた。
この試合、両者キープを重ね迎えたタイブレークを落としたディミトロフは先行を許すが、第2セットでは第7ゲームでブレークに成功しこのセットを取り返して1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、ディミトロフは第8ゲームで3度のブレークポイントを握られるもこれを全てセーブ。そして第11ゲームでブレークに成功したディミトロフはサービング・フォー・ザ・マッチを迎えると、最後はハチャノフのバックハンドがネットにかかり、2時間37分で勝利を収めた。
勝利したディミトロフは4回戦で第31シードのB・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。ナカシマは3回戦で世界ランク55位のD・ゴファン(ベルギー)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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