男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は日本時間23日(現地22日)、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク182位のウォン・コールマン(香港)が第13シードのB・シェルトン(アメリカ)を7-6 (7-3), 2-6, 7-6 (7-5)のフルセットで破り「ATPマスターズ1000」で初の3回戦進出を果たした。
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20歳のウォンは今大会主催者推薦で参戦。1回戦では世界ランク82位のD・アルトマイヤー(ドイツ)をストレートで下し「ATPマスターズ1000」初の白星をあげた。
2回戦では世界ランク14位で22歳のシェルトンと激突。今大会はシード勢が1回戦免除のため、この試合が初戦となった。
2回戦、ウォンは5本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイント獲得するなどシェルトンに1度もブレークを許すことなく、タイブレークを制し先行。しかし、第2セットでは2度のブレークを許すなどでセットカウント1-1に追いつかれる。第2セットまででウォンはシェルトンのサービスゲームに対し1度もブレークチャンスを作ることができずにいた。
それでもファイナルセット、徐々にリターンのリズムを掴んだウォンは1度ずつブレークを奪い合い突入したタイブレークをもぎ取り、2時間16分で接戦を制した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはウォンのコメントが掲載されている。
「COVID(新型コロナ)の時代にはタフな時間を過ごしたよ。約1年半プレーできなかったけど、チームがサポートしてくれて本当にラッキーだった。本当に幸せだよ。この結果は香港のためにある。両親やコーチ、チーム。良いときも、どん底のときも、本当にたくさん助けてくれた。彼らは僕が苦労していることを知っている。ベン(シェルトン)のような選手と対戦するのは、若い頃からの夢だった。ビッグトーナメントでトッププレーヤーと対戦するのは、本当に幸せなことだよ」
ウォンは3回戦でラッキールーザーで出場している世界ランク89位のA・ウォルトン(オーストラリア)と対戦する。ウォルトンは2回戦で同61位のL・ダルデリ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)や第3シードのT・フリッツ(アメリカ)らが3回戦に駒を進めた一方、前週まで行われていたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で優勝した第6シードのJ・ドレイパー(イギリス)や準優勝していた第11シードのH・ルーネ(デンマーク)が2回戦で敗れ姿を消している。
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