キリオス 2年半ぶり20位台へ

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ナショナル・バンクOPのニック・キリオス
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男子テニスの8月15日付ATP世界ランキングが発表され、N・キリオス(オーストラリア)が2020年2月24日に23位を記録して以来 約2年6カ月ぶりに20位台に復帰した。

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今季スタート時には93位だった27歳のキリオス。3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で8強、4月のフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)と6月のボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)で4強入りを果たすなど好調を維持。

さらに、今年はポイント付与が無しとなった先月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で四大大会初の準優勝を果たすと前々週のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)では決勝で西岡良仁を破り、2019年に同大会で優勝して以来 約3年ぶりとなるツアー優勝。キャリア7勝目を飾った。

そして、前週のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)では準々決勝でH・フルカチュ(ポーランド)に敗れたものの、大会初の8強入りを決め、今回の更新で9上げて28位に浮上した。

なお、キリオスの自己最高位は13位で2016年10月24日付の世界ランキングで記録している。

現在行われているW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)に出場しているキリオスは1回戦で世界ランク37位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と顔を合わせる。




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(2022年8月16日8時49分)
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