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「握手しない声明出すべき」

エリーナ・スイトリナ
8強入り決めたスイトリナ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は9日、女子シングルス4回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク76位のE・スイトリナ(ウクライナ)が第19シードのV・アザレンカを2-6, 6-4, 7-6 (11-9)の逆転で破り、2019年以来4年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。試合後の会見でスイトリナは「ロシアとベラルーシの選手はウクライナの選手と握手はしないという声明を出すべき」とコメントした。

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昨年10月にG・モンフィス(フランス)との間に第一子を出産していたスイトリナはウィンブルドンに2年ぶり9度目の出場。最高成績は2019年に記録したベスト4進出となっている。

今大会では1回戦で世界ランク558位のV・ウィリアムズ(アメリカ)、2回戦で第28シードのE・メルテンス(ベルギー)、3回戦で同128位のS・ケニン(アメリカ)を下し4回戦に進出した。

ベラルーシ出身のアザレンカと対戦したこの日の第1セット、2度のブレークを許したスイトリナはブレークを返せず先行される。続く第2セット、第1ゲームでブレークを許すも第4ゲームでブレークバック。終盤で2度目のブレークを奪い、1セットオールに追いつく。迎えたファイナルセット、互いに1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。スイトリナは2本目のマッチポイントをものにし、2時間46分の激闘を制した。

試合後の会見でスイトリナは「とてもタフな試合だった。色々なことが起こったわ。1セットダウン、第2セットのゲームカウント0-2。自分のレベルには本当にがっかりしたわ。でも、徐々に調子を取り戻していった。あの試合に勝てたことは私にとって信じられない瞬間だった」とコメント。

「この試合がどれだけ大変だったか、そして私にとってもどれだけ意味のあるものだったか。故郷のたくさんの人たちが見ていてくれて、私を応援してくれている。責任も感じている。ロシアやベラルーシの選手と対戦することになれば、勝たなければならないというプレッシャーを感じる。だから、このような勝利を手にすることには大きな意味があるわ」

また、観客からのブーイングに関しては次のように言及している。

「私も同じだった。全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でね。パリでは3試合(3回戦・4回戦・準々決勝の相手はベラルーシとロシアの選手)、このような形でプレーしました。今日もそうだった」

「私個人としては、テニスの団体はロシアとベラルーシの選手はウクライナの選手と握手はしないという声明を出すべきだと思う。観客の中には何が起こっているのかよく分からない人もいるだろう。だから、これが正しい方法だと思う」

勝利したスイトリナは準々決勝で第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。シフィオンテクは4回戦で第14シードのB・ベンチッチ(スイス)を6-7 (4-7), 7-6 (7-2), 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。

同日には第4シードのJ・ペグラ(アメリカ)と世界ランク42位のM・ボンドロウソワ(チェコ)が8強、同102位のM・アンドレーワが16強に駒を進めている。

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