男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は6日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク67位の
錦織圭が第14シードの
L・ハリス(南アフリカ)を6-3,7-5のストレートで破り、2017年以来4年ぶり3度目のベスト4進出を果たした。試合後には「今週のプレーでベストのものの1つ」と語っている。
>>錦織らシティOP対戦表<<>>錦織vsマクドナルド 1ポイント速報<<錦織はこの日の序盤、ストローク戦でハリスを圧倒すると2度のブレークに成功し4ゲームを連取。第1セットを先取した。
第2セットではハリスの強烈なサービスに苦しみブレークを奪えず終盤へ。それでも第12ゲームで粘りのストローク戦を制し先行すると、1時間53分で今年3月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ ドバイ、ハード、ATP500)ではフルセットで敗れていたハリスを振り切った。
今大会、錦織は2回戦で第9シードの
A・ブブリク(カザフスタン)、3回戦で第7シードの
C・ノリー(イギリス)を破るなどシード選手を3名続けて撃破するし好調を維持している。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには錦織のコメントが掲載された。
「今週のプレーでベストのものの1つができた。スタートがとてもよかったと思う。(第1セット)4-0までは、ほとんど良すぎた。そこからハリスのプレーがよくなってきた。第2セットではとても競った戦いになって、たくさんブレークポイントを握ったのに取れなかった。少しストレスになったけれど、最後のポイントの取り方はとてもいいものだった」
2019年4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)以来 約2年4カ月ぶりとなるツアー4強入りを果たした錦織。シティ・オープン準決勝では世界ランク107位の
M・マクドナルド(アメリカ)と対戦する。マクドナルドは準々決勝で同103位の
D・クドラ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第5シードの
J・シナー(イタリア)とワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク130位の
J・ブルックスビー(アメリカ)が4強へ駒を進めている。
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