テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、第15シードの
V・アザレンカが世界ランク40位の
S・クズネツォワを6-4, 2-6, 6-3のフルセットで破り、初戦突破を果たした。試合後にアザレンカは、会見を拒否する第2シードの
大坂なおみについて「個人的に彼女(大坂)の考えには同意できない」とコメントした。
>>大坂なおみら全仏OP対戦表<<>>大坂なおみvsボグダン 1ポイント速報<<元世界ランク1位のアザレンカは「どんな状況でもみんな会見をやるべきだと思う。彼女の(ツイートの)文面からだけでは真意が伝わっていないのだと思う。なぜなら会見、選手、大会は共に協力していくもの。選手は記者を助け、記者は選手を助ける。だから会見はスポーツの成長に大切なもの。私もいつも感謝している。でも1つ言うなら、この考えを持ち続けることも簡単ではない」と自身の見解を示した。
「会見に出て正直に回答することの責任が、時には大変だと思うこともある。私たちは長い時間いろんな感情と戦ってきているから。そこのバランスをうまく取ることが重要になってくる。彼女の考えがあれ(ツイート)で全てではないことを祈っている。みんな多くの感情があるわけだし、お互いにもっと理解し合えるといい」
この日アザレンカは2時間におよんだ熱戦の末、2009年の全仏オープン女王であるクズネツォワを振り切った。
2回戦でアザレンカは、今年3月のリヨン・オープン(フランス/リヨン、室内ハード、WTA250)でツアー初優勝を飾った世界ランク90位の
C・タウソン(デンマーク)と対戦する。
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