テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、第2シードの
大坂なおみが世界ランク63位の
PM・ティグ(ルーマニア)を6-4,7-6 (7-4)のストレートで破り、2019年以来2年ぶり4度目の初戦突破を果たした。大会前から会見を拒否し、この日も欠席した大坂に対して罰金15,000ドル(約165万円)を科した。さらに四大大会の主催者は同日に、今後も応じない場合は「将来的にグランドスラム(四大大会)の出場停止につながる可能性がある」と発表した。
>>大坂なおみら全仏OP対戦表<<>>大坂なおみvsボグダン 1ポイント速報<<四大大会の主催者は30日に以下の声明を発表した。
「何ができるかを理解するために彼女(大坂)と話そうとしたが失敗した。大会側の義務を明確に提示し、問題に関する対話を提案するために書面を送った。本日、大坂なおみは契約上のメディア義務を果たさないことを選択した。そのため15,000ドルの罰金も科した」
「選手の視点を理解し、改善方法を見つけるには選手からの言葉が必要。グランドスラムの規則の核となる要素は、試合の結果に関わらずメディアへ対応する選手の責任や、自身の利益のために選手が負う責任」
「当然のことながら違反を繰り返すと、大会から厳しい制裁が科されたり、より多額の罰金と将来的にグランドスラムの出場停止につながる可能性がある。大規模な違反調査の引き金となりえる。全ての選手にとってルールが定められていることを我々は強調したい」
大坂は2回戦で世界ランク102位の
A・ボグダン(ルーマニア)と対戦する。ボグダンは1回戦で予選勝者である同113位のE・コチャレット(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
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