女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は30日、シングルス1回戦が行われ、第2シードの
大坂なおみが世界ランク79位の
土居美咲を7-5,6-2のストレートで破り、初戦突破を果たした。日本人対決となった試合後は「プレッシャーは感じる」と思いを口にした。
>>大坂らマドリッドOP対戦表<<>>大坂vsムチョバ 1ポイント速報<<今季のクレーコート初戦となった大坂はこの試合、6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに83パーセントの高い確率でポイントを獲得。3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)準々決勝以来 約1カ月ぶりの実戦を1時間27分で制した。
女子プロテニス協会のWTA公式サイトには試合後の大坂のコメントが掲載されている。
「私はいつも自然体でプレーすることを心がけているの。クレーだからといって滑ったり、反ったりすることを意識しすぎると、少し押しが強くなって自分にとってはあまりよくない。もちろん、クレーに適応して有益なことをしたいとは思っているけど、あまり変わりすぎないようにしたい」
また、土居との日本人対決については「確かにプレッシャーは感じる。同じ国の選手と対戦するときはいいプレーをしたいと思うのは当然。でも、土居選手と対戦するといつも良いプレーができるような気がする。何が起こるかわからないし、感情をコントロールするのも大変だけど、自分ではうまくできたと思っている」と語った。
「彼女(土居)と対戦したり一緒に練習したりするたびに、ボールの速さやできることを考えるともっと上位にいてもおかしくないと思う。彼女は本当に良いフォアハンドを持っている。支配されていると感じることはあまりないけど、彼女が短いボールを使って、私を遠くに追いやることはある」
大坂は2回戦で世界ランク20位の
K・ムチョバ(チェコ)と対戦する。ムチョバは1回戦で同47位の
ワン・チャン(中国)をストレートで下しての勝ち上がり。
両者は2度目の顔合わせで大坂の1勝。唯一の対戦は昨年のW&S オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、WTAプレミア)2回戦で、そのときは大坂が逆転勝ちをおさめた。
同日には第3シードの
S・ハレプ(ルーマニア)、第5シードの
A・サバレンカ、第16シードの
M・サッカリ(ギリシャ)らが2回戦へ駒を進めた。
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