男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は5日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)は第14シードの
L・ハリス(南アフリカ)に4-6,6-1,4-6のフルセットで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。試合後ナダルは「彼(ハリス)にとっては素晴らしい勝利。成功を祈っている」とコメントした。
>>錦織らシティOP対戦表<<>>錦織vsハリス 1ポイント速報<<この試合の第1セット、ナダルは7本のサービスエースを決められるなどリターンに苦戦すると、1度もブレークを奪えずに先行を許す。しかし、第2セットではファーストサービスが入ったときに87パーセントの高い確率でポイントを獲得しブレークチャンスを与えないプレーを披露。リターンゲームでは2度のブレークを奪いセットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセットでは互いにサービスゲームのキープが続いていたものの、ゲームカウント4-5で迎えたナダルのサービスゲームでハリスの勢いを止めることができずにブレークを許し、2時間10分の激闘の末に敗れた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはナダルのコメントが掲載されている。
「昨日(2回戦)よりも今日のほうが足の調子がよかったから、それは最高のニュースだよ。いいプレーをしている選手と対戦した。今のところ、昨日よりもいいプレーができたと思うけど、チャンスがあったときは彼(ハリス)のサーブがすごくて、本当にひどいプレーになってしまったんだ」
また、ファイナルセットの終盤でブレークを奪われ敗れたことについては「肝心なところでミスをしてはいけない。最後のゲームは少し緊張していたように思う。サーブが適切に機能していなかったんだ。それだけ。彼にとっては素晴らしい勝利。彼の成功を祈っている」と語った。
「僕は上達し続けなければならない。それは事実。正直なところ、簡単な2カ月ではなかった。足に多くの問題を抱えていたんだ。望んでいた全ての日に練習をすることはできなかったけど、できる限りのことはしたし、ここでは一生懸命がんばったよ」
35歳のナダルは今後9日に開幕するナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)へ出場予定。
一方、勝利したハリスは準々決勝で世界ランク67位の
錦織圭と対戦する。錦織は3回戦で第7シードの
C・ノリー(イギリス)を逆転で下しての勝ち上がり。
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