男子テニスで世界ランク2位の
R・フェデラー(スイス)は9日、自身のツイッターに「スイス・スポーツ・パーソナリティー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされたことを光栄に思う」と投稿した。
スイス・スポーツ・パーソナリティー・オブ・ザ・イヤーは、1950年から毎年スイス・ニュースペーパー・スポーツが選んできたが、1990年代に入るとスイスのジャーナリストとテレビの視聴者から選ばれている。
それぞれの票は50パーセントずつカウントされるが、ジャーナリストと視聴者との間に意見の相違が起こることがあるため協議されることもある。2009年はジャーナリストの大半がフェデラーへ票を投じたが、視聴者の多くはアルペンスキー選手であるディディエ・キュシュへ票を入れ、キュシュが受賞した。
現在36歳のフェデラーは2003・2004・2006・2007・2012・2014年に受賞している。
テニス選手からはフェデラーと
M・ヒンギス(スイス)がノミネートされた。受賞者はスイス時間12月10日に発表される。
今年1月にけがから復活したフェデラーは、グランドスラム2大会で優勝。世界ランキングは2位へ浮上し、見事なカムバックを果たした。
一方のヒンギスは、女子最終戦であるBNPパリバ WTAファイナルズ・シンガポール(シンガポール、室内ハード)ダブルス準決勝で敗れたことにより、自身3度目の現役生活に幕を下ろした。
最終選考に残った男女6名は以下の通り。
【男子】ロジャー・フェデラー(テニス)
パブロ・ブレガー(体操)
ベアト・フォイツ(スキーレース)
ロマン・ヨッシ(アイスホッケー)
アンディー・シュミット(ハンドボール)
ニノ・シューター(自転車)
【女子】マルチナ・ヒンギス(テニス)
ジャニーヌ・グメリン(ボート)
ウェンディー・ホルドナー(スキーレース)
ヨランダ・ネフ(自転車)
ダニエラ・リフ(トライアスロン)
ジウリア・シュタイングルーバー(体操)
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