リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)は4日、男子シングルスの組み合わせが発表され、日本テニスで96年ぶりのメダル獲得を狙う第4シードの
錦織圭(日本)はボトムハーフ(対戦表の下半分)に入り、初戦で世界ランク33位の
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)と対戦する。
>>男子シングルス対戦表<<>>歴代メダリスト一覧<<上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合、3回戦で第13シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)、準々決勝で第6シードの
G・モンフィス(フランス)か第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)、準決勝で第2シードの
A・マレー(英国)と対戦する組み合わせとなった。
2012年のロンドン・オリンピックで錦織は
D・フェレール(スペイン)らを破り、日本男子シングルスで原田武一以来88年ぶりベスト8進出を果たす活躍を見せた。準々決勝では
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗退。
前週のロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れマスターズ初優勝を逃すも、今大会へ弾みをつけている。
錦織らとは反対のトップハーフ(対戦表の上半分)では、第1シードのジョコビッチが1回戦で元世界ランク4位のJ・M・デル=ポトロと顔を合わせる。両者はロンドン・オリンピック(イギリス/ロンドン、芝)の3位決定戦でも対戦し、その時はデル=ポトロが銅メダルを獲得した。
その他の日本勢では
杉田祐一(日本)は
B・ベイカー(アメリカ)、
ダニエル太郎(日本)は第14シードの
J・ソック(アメリカ)と1回戦で対戦する。
また、
R・フェデラー(スイス)、
S・ワウリンカ(スイス)、
M・ラオニチ(カナダ)、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、
D・ティエム(オーストリア)のトップ10のうち5選手が欠場を表明している。
日本テニスで最後にシングルスのメダルを獲得したのは1920年のアントワープ・オリンピック(ベルギー/アントワープ)で銅メダルの
熊谷一弥(日本)。
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