ウイルソンを展開するアメア スポーツ ジャパン株式会社は7月20日、男子テニスで世界ランク3位の
R・フェデラー(スイス)が今季後半から使用予定の最新ラケット「Wilson PRO STAFF RF97 Autograph」を全世界共通で情報解禁した。
>>最新PRO STAFFはこちら<<約2年ぶりのリニューアルとなったフェデラーモデル。20日には、都内某所でイベント「PRO STAFF & ROGER FEDERER Premium Museum」を開催して新作モデルの発表が行われ、ウィルソンのマーケティング・ラケット・プロダクト担当の道場滋氏が、新作ラケットについて説明。
ギャラリーにはフェデラーの歴代ラケットやサイン入りの写真などが飾られていた。
グランドスラム歴代最多17度の優勝を誇るフェデラーが自身のため、そして全ての選手のために自ら指揮をとり開発されたのが、今回の新作ラケット「PRO STAFF RF97 Autograph」。
今回、大きく変わった点は「デザイン」と「コーティング」。それ以外のスペックなどは一切変えておらず、それがフェデラーからの要求だった。
フォーマルな黒を基調としたデザインの「PRO STAFF RF97 Autograph」は、「タキシード・ルック」というコンセプトのもと製作。光沢のある黒とマット感のある黒を使用し、Wilsonのロゴですら黒で統一され、高級感を実現させた。
デザイナーが作ったものではなく、選手本人の意向を汲んだデザインは新しいこと。
また、コーティングについては手触りを追求するため新しいコーティング技術を採用。
前回の「PRO STAFF RF97」の時、フェデラーは唯一手触り・肌触りがまだ最良ではないと話していた。その願いを叶えるべく、新しく「velvet paint(ヴェルベット・ペイント)」という最先端のコーティング技術を取り入れた。手触り的にはマット感が強く、選手によっては柔らかい、湿っているみたいと話すほど。
ラケットのグリップ上にはフェデラーのサイン、そしてスロート内側にはフェデラーのイラストとサインがデザインされており、ファンにとっては堪らない1本となっている。
フェデラーは「新しいPRO STAFF、そして新しいRF97をデザインする素晴らしいチャンスに恵まれました。皆さんがこのラケットを気に入ってくれることを願っています」とコメントしている。
最新「PRO STAFF(プロスタッフ)」シリーズはフェデラーモデルの他に、一般プレーヤー向けのスペックとしてプロスタッフ97(315グラム)、プロスタッフ97LS(290グラム)、プロスタッフ97ULS(270グラム)、そして
G・ディミトロフ(ブルガリア)が使用予定のプロスタッフ97Sの計5機種が9月上旬に発売される。
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