男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は日本時間3日(現地2日)、シングルス4回戦が行われ、第26シードの
A・ミケルセン(アメリカ)が世界ランク61位の
L・ティエン(アメリカ)を6-3, 6-3のストレートで下し、ATPマスターズ1000で初のベスト8進出を果たした。
>>大坂 なおみvsセバストバ 1ポイント速報<<>>ズベレフ、フリッツら ナショナル・バンクOP組合せ<<20歳のミケルセンが同大会に出場するのは2年連続2度目。初出場となった昨年は1回戦で
錦織圭に敗れた。
今大会は初戦の2回戦で予選勝者で世界ランク143位の
T・バリオスベラ(チリ)、3回戦で第3シードの
L・ムセッティ(イタリア)を破り4回戦に駒を進めた。
19歳のティエンとの若手アメリカ勢対決となった4回戦、ミケルセンはファーストサービス時に72パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは4度のブレークに成功。試合を通じてアンフォーストエラーを11本に留める安定したプレーをみせ、1時間20分で8強入りを決めた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにミケルセンのコメントを掲載している。
「本当にいい気分。ここからは未知の領域だ。僕たちはとても親しい友人で、普段からメッセージを送ったり、ミームを送り合ったりしている。一緒に大きく成長してきた。調子があまり良くなかった時期から、マスターズで一緒にベスト16まで勝ち進んだことは、本当に特別な経験だ」
「彼は僕のフォアハンドを狙っていて、僕も彼のフォアハンドを狙っていた。コートのスピードがとても速くて、シャンクやネットコードが多かった。今日はフォアハンドがすごくうまく打てた。もしうまく打てなかったら、大変なことになると分かっていた」
勝利したミケルセンは準々決勝で第11シードの
K・ハチャノフと対戦する。ハチャノフは4回戦で第8シードの
C・ルード(ノルウェー)を下しての勝ち上がり。
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