女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)は日本時間4日(現地3日)、シングルス4回戦が行われ、世界ランク49位の
大坂なおみがスペシャルランキング(出産や負傷などによる長期離脱選手の救済制度)で出場した同386位の
A・セバストバ(ラトビア)に6-1, 6-0のストレートで完勝し、6年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。大坂は試合後「明確な作戦がありました」と語った。
>>【動画】大坂なおみ 圧勝でベスト8進出!勝利の瞬間!<<>>【賞金】大坂なおみ 8強入りでいくら稼いだ?<<>>大坂 なおみ 準々決勝 1ポイント速報<<>>大坂 なおみら ナショナル・バンクOP組合せ<<27歳の大坂が同大会に出場するのは2年連続6度目。最高成績は2019年のベスト8となっている。
今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク515位の
A・アルセノー(カナダ)、2回戦で第13シードの
L・サムソノヴァ、3回戦で第22シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)を下しベスト16進出を果たした。
一方、35歳で元世界ランク11位のセバストバは出産と左膝の前十字靭帯断裂の大怪我を乗り越え今季から復帰。今大会は1回戦で世界ランク88位の
A・トムヤノヴィッツ(オーストラリア)、2回戦で第25シードの
M・リネッテ(ポーランド)、3回戦で第3シードの
J・ペグラ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
迎えた4回戦、序盤から主導権を握った大坂はファーストサービス時に72パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークを与えず、リターンゲームでは5度のブレークに成功。第2セットではなんと4ポイントしか失わない圧巻のプレーを披露し、わずか49分で完勝した。
試合後、大坂はオンコートインタビューに答えた。
「私にはここで明確な作戦がありました。それがたまたまうまくいきました」
「(観客に)本当に感謝しています。来てくれてありがとうございます。今日はテニスを楽しんでいってください」
勝利した大坂は準々決勝で第5シードの
A・アニシモワ(アメリカ)と第10シードの
E・スビトリナ(ウクライナ)の勝者と対戦する。
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