男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は日本時間3日(現地2日)、シングルス4回戦が行われ、前年王者で第18シードの
A・ポピリン(オーストラリア)が第5シードの
H・ルーネ(デンマーク)を4-6. 6-2, 6-3の逆転で破り2年連続2度目のベスト8進出を果たすとともに、大会2連覇に向け前進した。
>>大坂 なおみvsセバストバ 1ポイント速報<<>>ズベレフ、フリッツら ナショナル・バンクOP組合せ<<>>【賞金一覧】ナショナル・バンク・オープン<<25歳で世界ランク26位のポピリンが同大会に出場するのは2年連続2度目。本戦初出場となった昨年大会ではATPマスターズ1000初制覇を成し遂げた。
2連覇を狙う今大会は初戦の2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク638位のN・アルセノー(カナダ)、3回戦で第10シードの
D・メドベージェフを下し4回戦に駒を進めた。
22歳で世界ランク9位のルーネとの顔合わせとなった4回戦、ポピリンは1度のブレークを許し第1セットを落としたが、第2セットでは相手にブレークを与えず、自身は2度のブレークに成功し1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、ポピリンはファーストサービス時に89パーセントの確率でポイントを獲得しキープを続け、リターンゲームでは第4ゲームでブレークを奪い、2時間3分で2年連続の8強入りを決めた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにポピリンのコメントを掲載している。
「今週はあまり自信がなかった。メンタル面をしっかりコントロールする必要があった。でも、プレッシャーを全てなくすことができた」
「最初にアグレッシブなショットを打てばそこから試合をコントロールできるこのコートでは、すごく安心できる。今日はフォアハンドが特に良かった」
勝利したポピリンは準々決勝で第1シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは4回戦で第14シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)が途中棄権したことで準々決勝に進んだ。
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