24日から開幕するテニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)のドローが22日に発表され、四大大会初の優勝を狙う世界ランク5位の
錦織圭(日本)は第5シードとして出場し、1回戦で元世界ランク12位の
P・H・マチュー(フランス)と対戦することが決まった。
今大会の上位シード勢は、第1シードに
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードに
R・フェデラー(スイス)、第3シードに
A・マレー(英国)、第4シードに
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第5シードに錦織、第6シードに
R・ナダル(スペイン)、第7シードに
D・フェレール(スペイン)、第8シードに
S・ワウリンカ(スイス)となっている。
上位勢が順当に勝ち上がった場合、錦織は2回戦で
T・ベルッチ(ブラジル)、3回戦で第32シードの
F・ベルダスコ(スペイン)、4回戦で第11シードの
F・ロペス(スペイン)と対戦する。
ベルッチ、ベルダスコ、ロペスはいずれも左利きで、錦織はサウスポーと連戦することになる。
さらに勝ち進むと準々決勝では、第4シードのT・ベルディヒ、準決勝では第2シードのR・フェデラーと対戦する可能性がある。
ボトムハーフとなった錦織は、第1シードのジョコビッチ、第3シードの好調マレー、同大会で9度の優勝を誇る第6シードのナダルとは反対側のドローとなり、決勝までは対戦しない。
錦織と初戦で対戦する地元選手マチューは、33歳で現在世界ランク123位。しかし、2008年4月に自己最高位となる12位を記録している。
また、その他日本勢男子では、
添田豪(日本)が1回戦で第22シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)、
伊藤竜馬(日本)が第28シードの
F・フォニュイーニ(イタリア)と対戦することとなった。
さらに予選に出場していた
ダニエル太郎(日本)と
西岡良仁(日本)が、予選3試合を勝ち抜いて同大会初の本戦入りを決めた。
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