男子テニスで世界ランク6位の
M・ラオニチ(カナダ)が、先日行った右足の手術の経過が思わしくないとし、5月24日から開催されるクレーシーズンを締めくくる全仏オープンの欠場を発表した。
全仏オープンの組み合わせ抽選の前日である21日にラオニチの欠場を明らかにした。
ラオニチは4月に行われたモンテカルロ・ロレックス・マスターズの準々決勝で、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦するも第1セットのゲームカウント2-5とラオニチがリードを許す場面で、ラオニチは右足の怪我のため途中棄権を申し入れていた。
その後のムチュア・マドリッド・オープン男子では、準々決勝で
A・マレー(英国)に敗れるもベスト8進出を果たしており、発表された世界ランキングでは、自己最高位となる4位に浮上。
しかし、右足の怪我により、先日行われたBNLイタリア国際男子も欠場を余儀なくされたラオニチ。14日に自身のツイッターで、負傷した右足の手術をすることを明らかにし、全仏オープンの出場が危ぶまれていた。
ラオニチは22日、自身の公式ツイッターで「残念ながら今年のローランギャロスを欠場することになり悲しく思う。手術後は、コートに戻れるようベストを尽くしてきた。」と呟いていた。
また、「リハビリを継続してウィンブルドンと前哨戦のクイーンズへ向けて100%の準備をする。愛とサポートをありがとう。」と、ファンに対して伝えていた。
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