男子テニスでエキシビションのムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード)は2日、準決勝が行われ、
N・ジョコビッチ(セルビア)が
S・ワウリンカ(スイス)を6-1, 6-2のストレートで下し、4連覇に王手をかけた。
両者はツアー大会では過去に19度対戦しており、対戦成績は16勝3敗とジョコビッチが大きくリードしている。
11月に行われた最終戦の予選ラウンドロビンでも対戦しており、その時もストレートでジョコビッチが勝利をおさめた。
《最終戦の記事はこちら》世界ランク1位のジョコビッチは、最終戦の決勝で
R・フェデラー(スイス)が背中の怪我のため、試合が始まる前に棄権を申し入れ、戦うことなくジョコビッチの大会3連覇が決まった。
また、予選ラウンドロビンの第3戦となった
T・ベルディヒ(チェコ共和国)との対戦で、ジョコビッチが勝利したことにより、2年ぶり3度目の年間王者に輝いた。
《ジョコビッチ 年間王者の記事はこちら》その後はオフシーズンにアジアで初めて開催されるエキシビションであるインターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(IPTL)に出場し、この時に初めて新しいラケットの「スピード プロ(SPEED PRO)」を使用して試合に臨んでいた。今回も「スピード プロ」を使用している。
《ジョコビッチ 新ラケット使用の記事はこちら》このエキシビションが初めて開催された2009年1月の第1回大会では
A・マレー(英国)が優勝。その後、2009年12月の第2回大会、2011年1月の第3回大会と
R・ナダル(スペイン)が2連覇を達成した。2011年12月の第4回大会、2012年12月の第5回大会、そして2013年12月の第6回大会とジョコビッチが3連覇を果たしており、今回ジョコビッチは4連覇を狙う。
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