男子テニスでエキシビションのムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード)は1日、準々決勝が行われ、
S・ワウリンカ(スイス)が
N・アルマグロ(スペイン)を6-3, 6-2のストレートで下し、準決勝進出を決めた。
両者はツアーでは9度対戦しており、対戦成績は6勝3敗とワウリンカがリードしている。
準決勝でワウリンカは、このエキシビションで3連覇している
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
世界ランク4位のワウリンカは、11月に行われた最終戦に2年連続で出場。予選ラウンドロビンではジョコビッチに敗れるも、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、
M・チリッチ(クロアチア)に勝利して準決勝進出を決めた。準決勝では同胞の
R・フェデラー(スイス)と対戦し、4度のマッチポイントを握っていたがものに出来ず、決勝進出を逃した。
《最終戦の記事はこちら》その後はフェデラーらと共にデビスカップ決勝にスイス代表として出場。フランスを下し、初優勝を飾った。
《デ杯優勝の記事はこちら》一方、敗れた元世界ランク9位のアルマグロは、昨年4月から悩まされていた左足の怪我のため、全仏オープンでは1回戦で途中棄権。全仏オープン以降試合出場はしておらず、2014シーズンを終えていた。
《怪我の記事はこちら》今回がアルマグロにとって復帰戦となったが、勝利を飾ることは出来なかった。
6選手によってトーナメント形式で行われるこのエキシビション大会。初日には準々決勝2試合が行われ、その勝者が準決勝で
R・ナダル(スペイン)、ジョコビッチと対戦する。ナダルは
F・ロペス(スペイン)を下した
A・マレー(英国)と対戦することが決まっている。
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