男子テニスの国別対抗戦デビスカップ決勝(フランス/ リール、インドアクレー)、スイスとフランスの対戦は3日目の23日、シングルスが行われ、スイスの
R・フェデラー(スイス)が
R・ガスケ(フランス)を6-4, 6-2, 6-2のストレートで下し、スイスが3勝1敗とし初優勝を果たした。
当初シングルスには
JW・ツォンガ(フランス)が出場を予定していたがガスケに変更となった。
この試合、フェデラーはファーストサービスが入った時、84パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ガスケから5度のブレークに成功し1時間52分で勝利した。
両者は15度目の対戦となり、フェデラーはガスケに13勝2敗とした。
当初、
S・ワウリンカ(スイス)と対戦したATPワールドツアー・ファイナルズ準決勝で腰を痛めたフェデラーは、デビスカップ決勝の出場を危ぶまれていたが出場する。
21日に行われたシングルス2試合では、ワウリンカがJW・ツォンガを下しスイスが先に1勝を挙げるも、フェデラーが
G・モンフィス(フランス)に敗れ1勝1敗とする。
《ワウリンカ vs ツォンガ》《フェデラー vs ガスケ》22日に行われたダブルスでスイスは
M・キウディネッリ(スイス)とM・ランマー(スイス)の出場を予定していたが、フェデラーの腰の様態が良いためワウリンカと組み出場。
J・ベネトー(フランス)/ ガスケ組をストレートで下し2勝1敗とし、スイス初優勝に王手をかけていた。
《フェデラー/ ワウリンカ組 vs ベネトー/ ガスケ組》出場が危ぶまれていたフェデラーがガスケを下し、スイスを自ら優勝に導いた。
スイスは1992年に1度だけ決勝へ進んだが、その時は
A・アガシ(アメリカ)、
J・クーリア(アメリカ)、
J・マッケンロー(アメリカ)、
P・サンプラス(アメリカ)と、そうそうたる布陣で臨んで来たアメリカの前に敗れ、準優勝に終わっていた。
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