男子テニスの国別対抗戦デビスカップ決勝(フランス/ リール、インドアクレー)、スイスとフランスの対戦は2日目の22日、ダブルスが行われ、
R・フェデラー(スイス)/
S・ワウリンカ(スイス)組が
J・ベネトー(フランス)/
R・ガスケ(フランス)組を6-3, 7-5, 6-4のストレートで下しスイスは2勝1敗と初優勝に王手をかけた。
スイス監督のスヴリン・ルッチ氏は
B・ブライアン(アメリカ)と
M・ブライアン(アメリカ)のコーチをデビスカップ決勝のために雇い、ダブルスの1勝に貢献した。
スイスチームはブライアン兄弟のコーチ、デイブ・マクファーソン氏をコーチに任命し、彼のアドバイスによりフェデラー/ ワウリンカ組はベネトー/ ガスケ組をストレートで下し、2勝1敗と優勝に王手をかけた。
マクファーソン氏はオーストラリア人で元選手、2005年以来ブライアン兄弟を指導している。
フェデラーは「彼のアドバイスはとても役立っているよ、昨日今日とダブルスについて長く話し合ったんだ。」そしてダブルスを6-3, 7-5, 6-4で勝利し、「スヴリンがデビッド(マクファーソン)にコンタクトを取ってくれたアイデア、そしてデビッドが加わってくれてとても嬉しいよ。」と話した。
2008年の北京オリンピックで金メダルを獲得したフェデラーとワウリンカだったが、デビスカップでこのペアは4連敗中、この日約3年ぶりの勝利を飾ると同時にクレーコートで初勝利を上げた。
フェデラー/ ワウリンカ組はベネトー/ ガスケ組に序盤から積極的なプレーをし、チャンスボールでネットにつめ試合を支配した。
「私たちは完璧な準備が出来た。スタン(ワウリンカ)は信じられないくらいいいプレーをしたし、スヴリンはモチベーションを上げ続けてくれた。」とフェデラーは話している。
「私たちはフランスの可能性について話し合った。しかしデビッドが全てのフランス人選手を知り尽くしているからとても有利だった。」とスイス監督のスヴリン・ルッチ氏はコメントしている。
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